島根の紅葉絶景ポイント!写真映えする スポット特集
こちらの記事では、写真映え間違いなしの島根県の紅葉絶景ポイントについてご紹介していくので、ぜひ秋の島根観光の参考にしてみてくださいね。
松江城山公園の紅葉
松江城公園は、国宝松江城を中心とした自然豊かな公園です。
松江城公園は豊かな自然が魅力の一つで、春には桜が綺麗に見られるお花見スポットとして人気がありますが、秋になると紅葉が美しく紅葉狩りにも最適なスポットなんです。
紅葉の見ごろの時期には、多数のモミジが植えられているもみじ谷や、「椿まつり」の開催場所である椿谷などを散策しながら紅葉狩りを楽しむことができます。
国宝にも指定されている立派な天守と赤い紅葉を一緒に見ることが出来る松江城公園は、写真映えする紅葉スポットとしても人気。
モミジ越しに眺める国宝天守は、期間限定の絶景ですよ。
遊覧船で紅葉を眺めながらゆったりと♪
国宝松江城とそのたもとを囲うように造られたお堀を、屋根付きの小さな舟で約50分かけてゆったり巡る遊覧船「堀川遊覧船」。
船上から眺める松江の街並みはどこか懐かしく、水辺を彩る草花や水鳥が四季を感じさせてくれます。
散策しながらの紅葉狩りも良いですが、遊覧船で紅葉を眺めながらゆったりと過ごす時間はまた格別。
赤や黄色の紅葉に彩られた城下町を進む秋の堀川遊覧船は、とても風情があり、タイムスリップしたような感覚になります。
松江水燈路の時期に合わせて行われる夜間運行もおすすめ。
城下町松江ならではの光と影が織りなす幻想的な風景を楽しむことができます。
見頃とアクセス情報
松江城公園が紅葉の見ごろを迎えるのは、例年11月中旬~下旬ごろまで。
11月中旬ごろから徐々にモミジが色づき始め、紅葉の見頃となります。
◆住所:島根県松江市殿町1-5
◆交通アクセス:JR松江駅から市営バスぐるっと松江レイクラインで約10分、松江城(大手前)下車徒歩約10分
由志園のライトアップ紅葉
「由志園」は、広さ4万平方メートル以上におよぶ山陰最大級の池泉廻遊式日本庭園です。
秋になると園内は紅葉であふれ、300本以上のイロハモミジやドウダンツツジなどを鑑賞することができる島根県屈指の人気紅葉スポットになっています。
水鏡に映り込む逆さ紅葉も見応え十分。
毎年11月中旬~下旬には夜間ライトアップが開催され、光の中に浮かび上がる紅葉を見ることができます。
日中ももちろん美しい紅葉ですが、ライトアップされた園内の紅葉は、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめるでしょう。
地面に敷き詰められた落ち葉、頭上の鮮やかなライトアップ、どこも見てもうっとりする美しい光景が堪能できますよ。
ライトアップの見どころ
美しい日本庭園で有名な「由志園」では、11月中旬から下旬までの期間限定で日没から20時00分までの間、ライトアップが実施されます。
昼間とは違う幻想的な紅葉ライトアップ「由志園夜間鑑賞会」は毎年全国から大勢の観光客が紅葉を見に訪れる人気のイベント。
緑から黄、橙、赤に移り行く紅葉庭園のグラデーションは、ほかでは見ることのできない絶景です。
提灯を手に、道を照らす灯籠に沿って園内を散策できるので、日中とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。
山陰最大級の規模を誇る池泉回遊式庭園なので見応えも充分。
水の音や虫の声をBGMに、艶やかに照らされた夜の紅葉を心ゆくまで堪能しましょう。
鰐淵寺の紅葉トンネル
鰐淵寺(がくえんじ)は、弁慶が修行したという伝説も伝えられてる天台宗の由緒あるお寺です。
鰐淵寺の紅葉の見事な彩りは、「山陰屈指の紅葉」とも言われるほど見事な彩りを見せてくれます。
鰐淵寺のもみじは、切れが深くて葉が小さい「いろはもみじ」という種類で、赤橙黄色に染まる葉が幾重にも重なり、山全体を彩るその美しさは格別。
入口の仁王門付近から山上の根本堂までの道のりは、紅葉のトンネルになっていて、鰐淵寺随一の見どころです。
深紅に染まるトンネルは写真映えすること間違いなしですよ。
歴史ある寺院と紅葉の共演
鰐淵寺は、推古2年(594年)に信濃国の智春上人(ちしゅんしょうにん)が出雲市の旅伏山(たぶしさん)に着き、推古天皇の眼の病を治すために当地の「浮浪の滝」に祈ったところ平癒されたので、祈願成就のお礼に建立された勅願寺であるといわれています。
かつては修験道の霊地として広く知られ、有名な「武蔵坊弁慶」も修業したといわれる歴史ある寺院です。
そんな鰐淵寺は、山陰随一の美しい紅葉が見られるスポットとして話題を集めており、紅葉シーズンになると「いろはもみじ」が山全体を深紅に染め上げます。
歴史ある寺院と艶やかな紅葉の共演は必見です。
見頃とアクセス情報
見頃は11月中旬ごろから下旬まで。
普段は静寂に包まれた境内ですが、紅葉の時期は、深紅に染まる紅葉を見に全国からたくさんの人たちが訪れ賑わいを見せます。
交通アクセス:米子I.C.から車で40分、松江玉造I.C.から車で30分、西尾I.C.から車で12分
立久恵峡の紅葉
「立久恵峡」は山陰の邪馬渓といわれ、奇岩、柱石が天空にそそり立つ景色が約1.1kmにわたって続く景勝地。
四季折々の自然の美しさで国の名勝・天然記念物に指定され、1964年に県立自然公園となりました。
立久恵峡では、アラガシ、カゴノキ、オオメノマンネングサ等、貴重な植物群落を見ることができます。
遊歩道で森林浴をしながら紅葉狩りを楽しんだ後は、絶景をながめながらの温泉でリフレッシュするのもおすすめですよ。
自然と紅葉の絶景
秋には紅葉の名所としても知られ、例年11月中旬頃に木々が色付き、見事な紅葉を見ることができます。
木々が色付く11月上旬から見頃を迎える11月中旬にかけては、公園内の遊歩道を紅葉を眺めながら散策する多くの人々で賑わいます。
見頃とアクセス情報
見頃は11月中旬から11月下旬
◆交通アクセス:山陰道斐川I.CよりR184経由車で約30分
鬼の舌震の紅葉
島根県奥出雲の深山にある名勝で人気の観光地「鬼の舌震」。
鬼の舌震は、黒雲母花崗岩(くろうんもかこうがん)地帯を、斐伊川の支流大馬木川(おおまきがわ)の急流が長年にわたって浸食し、また節理や甌穴(おうけつ)によってつくられた約2kmにわたるV字峡谷です。
川の急流により風化水食された奇岩や巨岩、甌穴群と清流の壮大な風景が見られる景勝地で、国の名勝、天然記念物に指定されています。
春には新緑、夏には涼を感じられる鬼の舌震は、秋の紅葉の時期に訪れるのもおすすめ。
秋になると、遊歩道からモミジやハゼ、ナラなどの紅葉を間近に見ることが出来るので散策しながらゆったりと紅葉狩りをしたい方におすすめです。
バリアフリー遊歩道も完備されているので小さなお子様連れの方や車いすを利用されている方も安心して紅葉狩りを楽しめるスポットです。
名勝・天然記念物による絶景
名勝「鬼の舌震」の見どころは、なんといっても自然が作り出した天然の絶景です。
川の急流により風化水食され作られた珍しい形をした奇岩や巨岩など、鬼の舌震に行ったら必ず見ておきたい絶景ポイントがたくさんあります。
大人気のアニメ「鬼滅の刃」に登場する、主人公の竈門炭次郎が斬った岩によく似ていると話題になり、人気のスポットとなった「鬼の試刀岩」や、高さ約30mの山肌の上に垂直に独立して立つ渓谷内で最も有名で不思議な巨岩「水瓶岩」は必見です。
また、高さ45m、長さ160mの大吊り橋「舌震の恋吊り橋」も美しい紅葉が望める絶景ポイント。
吊り橋の上から見下ろす渓谷は迫力満点。
紅葉の時期限定の色鮮やかな絶景を堪能しましょう。
見頃とアクセス情報
鬼の舌震が紅葉の見頃を迎えるのは、例年10月下旬~11月中旬にかけて。
渓流の景色の中でもひと際見事なモミジの紅葉は、「舌震の恋吊り橋」から空中散歩を楽しみながら眺めると、美しい光景に圧倒されること間違いないでしょう。
住所:島根県仁多郡奥出雲町三成宇根
交通アクセス:JR木次線出雲三成駅から車で約10分
駐車場情報:料金無料
宇根駐車場 普通車50台 大型10台
下高尾駐車場 普通車50台 大型15台
まとめ
島根県には今回記事でご紹介したスポット以外にもたくさんの紅葉スポットがあります。
紅葉の時期は短く限られていますが、期間限定の素敵な景色が見られる旅行は思い出に残ること間違いないでしょう。
皆さんもぜひ、自然たっぷりの島根県で美しい紅葉の絶景を満喫してみてくださいね。