島根グルメの星!のどぐろの魅力
島根県といえば、美味しい魚介類を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
なかでも美しい海で育った高級魚「のどぐろ」は、まさに島根グルメの星。
島根県産ののどぐろは、味の深みと、まろやかでコクのある脂の乗りから全国的にも有名です。
記事では、島根県産ののどぐろの美味しさの秘密や、旬の時期、自宅で手軽に楽しめるお取り寄せ商品についても紹介します。
のどぐろとは?
言わずと知れた高級魚「のどぐろ」。
「のどぐろ」という名前は、実は正式名称ではなく、ノドの奥が黒いことから名付けられた通称で、正式名称は「アカムツ」といいます。
アカムツは、全長40cmほどの体色が赤い魚で、水深100m〜200mの場所に生息しています。
のどぐろは、水揚げ量が少なく、年による漁獲量の変動も大きいことから、価格が高いことで知られています。
テレビ番組などで取り上げられる機会が増えたことから爆発的な人気となり、元々の水揚げ量の少なさとその人気から、さらに希少価値が高まり、現在では市場でもっとも高値がつく超高級魚のひとつになりました。
島根県出身のテニスプレイヤー錦織圭選手が、日本に帰国したら食べたいものとして、のどぐろをあげたことも更なる注目を集める要因になったとされています。
なぜ島根ののどぐろが有名なのか?
では、一体なぜ島根県ののどぐろが有名なのでしょうか?
なかでも、のどぐろを「市の魚」に掲げる島根県の浜田市は、全国の漁獲量の約80%を占めているほど、日本トップクラスののどぐろ産地です。
一般的に魚は大きいほど大味になる?とも言われていますが、のどぐろに関しては大きさが大きいほど脂の乗りが良く、美味しくなると言われています。
つまり、のどぐろにおいては他のさかなと異なり、季節や旬よりもサイズが、脂の乗りに大きな影響を与えています。
また、のどぐろの漁獲方法によっても脂の多さに差が見られることがわかっており、「釣り・延縄」と比べ「沖合底引き網・小型底引き網」の場合に、脂が多くのっていることが分かりました。
島根県ののどぐろの漁獲方法は、「沖合底引き網・小型底引き網」がほぼ100%を占めています。
島根県ののどぐろ漁においては、その魅力である「脂の乗り」を最大限に引き出すための総合的な取り組みが行われています。
そのような理由から、島根県産のどぐろは、抜群の味と上質な脂で、全国から「絶品」と称賛されているのです。
どんちっちブランド
島根県浜田市の水産ブランドとして、有名なのが「どんちっちノドグロ」です。
どんちっちブランドとして親しまれているのは、このどんちっちノドグロの他に、どんちっちカレイ、どんちっちアジがあります。
特に島根県沖から山口県沖にかけては、日本有数の漁場。
その中でも浜田市水産物ブランド化戦略会議に加盟した沖合底びき船が、8月から翌年5月にかけて水揚げされ、サイズや鮮度などの厳しい条件を満たしたものが「どんちっちノドグロ」としてブランド化しています。
のどぐろの魅力・脂の乗りが違う!
近年人気が上昇しているのどぐろですが、人気の秘密は何なのでしょうか?
のどぐろの美味しさの魅力に迫っていきましょう。
のどぐろの魅力としてあげられるのが「脂の乗り」です。
脂というと、こってりとした脂を思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、のどぐろの脂は、味わい深く上質な脂と言われています。
のどぐろのこの上質な脂は、口の中でとろけるほど柔らかい食感で、「白身のトロ」といわれることもあるんだとか。
また、のどぐろの脂には適度に甘みがあり、深い味わいを持っています。
この絶妙なバランスが、のどぐろの独特の美味しさを引き出しています。
脂の乗ったのどぐろは、料理の幅も広く、新鮮なものだとお寿司や刺身、保存がきくものであれば一夜干しなど様々。
いずれの方法でも同様に美味しい脂の乗りを感じられますよ。
のどぐろの旬とは?
のどぐろは一年中水揚げする魚で、一年を通して脂ののりがあまり変わらないため、旬とされる時期には様々な説があります。
のどぐろは一年を通じて脂のりが良い魚で、旬にかかわらず、いつ食べても美味しいのが特徴といわれます。
いつ食べても同じように美味しく食べることが出来るのは、嬉しいポイントですよね。
一年中が旬といわれたり、のどぐろには旬がないといわれることもありますが、のどぐろは、サイズが大きくなるほど脂ののりが良く、値段も高いと言われています。
そのことからのどぐろの本場である島根県では、産卵時期である夏を過ぎた秋から冬にかけて成長したのどぐろは、食欲旺盛になり、身体にたくさん脂肪を蓄えることから最も美味しいといわれているのです。
島根のどぐろを自宅で楽しむ
島根の美味しいのどぐろを自宅でも楽しめるお取り寄せ可能な商品をご紹介します。
出雲そばの本田屋では、のどぐろの干物を2種類販売しております。
次の休日は、ちょっと贅沢に自宅でのどぐろを堪能してみてはいかがでしょうか。
新鮮なのどぐろは自宅用はもちろんのこと、贈答用としても喜ばれること間違いないでしょう。
お取り寄せ可能なのどぐろ商品
【のどぐろ・カレイ一夜干し詰め合わせ】
【セット内容】
・のどぐろ:4枚
・えてかれい:6枚
(食べ方のしおり付き)
特別な日の贈り物にぴったりなのがのどぐろとえてカレイの一夜干し詰め合わせ。
山陰の海の幸を存分に味わえるこの詰合せは、贈った方も贈られた方も笑顔にしてくれる逸品です。
商品の購入はこちらから
【一夜干し詰め合わせ】
【セット内容】
・のどぐろ開き:2枚
・えてかれい:3枚
・あじ開き:2枚
・はたはた:5尾
(食べ方のしおり付き)
人気ののどぐろをはじめ、様々な種類の一夜干しが楽しめるセットは、少しずつ食べ比べしてみたい方にもおすすめ。
解凍してすぐに調理ができるので、忙しい日常でも手軽に本格的な味を楽しめます。
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自宅で簡単にできるのどぐろ料理
自宅で簡単にできるのどぐろ料理をご紹介します。
ぜひ、ご自宅でも美味しいのどぐろ料理に挑戦してみてくださいね。
のどぐろの煮付け
(材料) 3人分
のどぐろ 3尾
★昆布だし 1カップ(200cc位)
★しょうゆ 大さじ3弱
★砂糖 小さじ2
★酒 大さじ1
★みりん 大さじ1
★生姜しぼり汁 1かけ分位
水菜(あれば) 適量
1.ウロコを包丁でこすり取りエラの所に指を入れて紅い部分を引きとる。
2.肛門の部分から前に向かって腹をさき、中をきれいに洗う。新鮮であれば肝も取って置く。
バットに並べ軽く塩を振り10分おく
3.のどぐろの水気をふき、十字に切れ目を入れる。鍋に★を入れて火にかけ少し温まったら切れ目
を上にして並べアクを取りながら煮る
4.2~3分汁を回しかけてアクを取ったらアルミ箔を落とし蓋にして中火くらいで7~8分煮る
5.煮汁に少々とろみが付けば出来上がり。そのまま粗熱が取れるまで置く。青菜等あればザク切りにして煮汁にからめ添える
塩焼き
(材料)
ノドグロ
大根おろし 適宜
レモン(スダチ) 適宜
塩 多めにふる
1.下処理は魚屋でやってもらうといい。パックをあけたらさっと水洗いしてペーパーでふき取る。ヒレ
が掌に刺さらないように。
2.おなかに二本切れ目をいれて。裏に一本いれて。塩を多めにパラパラ。
グリルの網目に油を紙で塗っておく。
3.上下焼きのグリルなら中火10分位でいい感じに焼けます。上だけ熱線だと裏返しに気を付けて。
まとめ
島根県産ののどぐろの美味しさの秘密や、その魅力、自宅で楽しめるお取り寄せ商品など、詳し
くご紹介させていただきました。
島根県の豊かな自然が生み出した他とは違う味わいの高級魚「のどぐろ」。
脂のたくさんのったのどぐろは、島根県に行った際はぜひ味わっておきたい島根が誇る逸品で
す。
「白身のトロ」とも称される脂ののった芳醇な味わいをぜひ、堪能してみてくださいね。