
宍道湖のしじみで作る!二日酔いに効く味噌汁レシピをご紹介
二日酔いに効く味噌汁なら宍道湖産しじみがおすすめ!
しじみの栄養や、簡単で美味しい味噌汁の作り方を分かりやすく解説します。
宍道湖の歴史
島根県松江市と出雲市の間に位置する宍道湖は、日本国内で7番目に大きな湖であり、美しい自然景観と豊かな生態系を誇ります。
湖の面積は約79.9平方キロメートル、平均水深は4.5メートルと浅めですが、その分湖底まで太陽の光が届きやすく、多様な生物が生息する環境が整っています。
宍道湖はかつて宍道湖湾と呼ばれる海水域でしたが、温暖化による海面の上昇や、当時注目されていたたたら製鉄による土砂の供給によって現在の宍道湖が形成されました。
この湖は汽水湖であり、淡水と海水が混じり合う独特の生態系が形成されています。
宍道湖特有の塩分濃度や様々な自然条件が組み合わさることで、美味しいしじみや魚介類が生まれていくのです。
特にしじみに関しては日本全国でもトップクラスの漁獲量を誇り、地元の特産品として人気が高いです。
宍道湖産しじみの特徴
宍道湖で採れるしじみの主な種類は「大和しじみ」で、これは日本のしじみ全体の約90%を占める代表的な品種です。
宍道湖は汽水湖であり、特に塩の満ち引きが激しく、この特徴がしじみの美味しさにつながっています。
この塩分変化の激しい環境で育つことで旨みがぎゅっと凝縮され、肉厚で濃厚なエキスを含むようになります。
そのプリプリとした食感は、柔らかく宍道湖の恵みが詰められており、他では味わえない豊かさを感じられます。
しじみの健康効果
宍道湖産のしじみはその美味しさでも全国で人気が高いですが、もう一つの特徴として「体に良い」という点があります。
その豊富な栄養素は、様々な側面で健康に大きなプラス要素を施してくれます。
肝機能のサポート
しじみにはオルニチンというアミノ酸が豊富に含まれています。
このオルニチンは、肝臓でのアンモニアの解毒を助ける役割を果たし、肝機能を高めるとされています。
このサポート効果によって二日酔いの予防や疲労感を抑え、朝の目覚めの改善といった効果が期待できると言われています。
美肌効果
しじみにはビタミンB12が多く含まれています。
このビタミンは新陳代謝を促し、肌のターンオーバーを正常化する働きがあります。
その結果、肌荒れの改善や、ハリのある美肌作りをサポートします。
しじみに含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。
これにより、紫外線やストレスによる肌の酸化ダメージを防ぎ、シワやたるみの予防につながります。
超定番!しじみ汁
しじみといえば定番の料理が「しじみ汁」ですよね。
身体にしみわたる美味しいしじみ汁のレシピをご紹介します。
<しじみ汁の材料>
材料(3~4人分)
しじみ・・・300g
水・・・500ml
味噌・・・適量
ねぎ・・・適量
<しじみ汁のレシピ>
1.火にかける
鍋に水としじみを入れ火にかけます
※冷凍の場合は沸騰してからしじみを入れて下さい
2.アクを取る
しじみの口が開いたら中火以下にしてアクを取ります
3.味噌を入れる
アクを取ったら火を止め味噌を入れます
4.盛り付け
お椀に入れてねぎをのせます
隠れた人気アレンジ料理!しじみの炊き込みご飯
しじみ料理の隠れた人気レシピが炊き込みご飯!
しじみから出る美味しい出汁がご飯にしみ込んで絶品ですよ。
<しじみの炊き込みご飯のレシピ>
材料(4人分)
しじみ・・・1000g
酒(蒸し用)・・・100cc
米・・・3カップ
薄口醤油・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
酒・・・大さじ3
塩・・・ひとつまみ
生姜・・・20g
人参・・・30g
水・・・適量
1.材料を切る
人参、生姜を切ります
2.火にかける
フライパンにしじみと酒を入れて蓋をし、中火で蒸します
しじみの口が開いたら火を止め、しじみと煮汁に分けておきます
3.身を外す
しじみの身を全て外しておきます
4.炊飯する
米はよく洗って水気をとり、炊飯器に入れ、しじみの煮汁と水を加えて30分くらい浸しておきます
その後、しじみの身、人参、生姜、薄口醤油、みりん、酒、塩を入れて炊飯します
5.仕上げ
炊飯が完了したら具材と米をよく混ぜ合わせて完成
ご家庭で楽しめる絶品しじみをお届け!
本田商店ではそんな大和しじみの贅沢な詰合せを販売!
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そのまま調理でき、味噌汁やパスタ、酒蒸しなど、さまざまな料理に最適です。
濃厚な旨味と栄養を手軽に楽しめる逸品です。
まとめ
宍道湖のしじみは、その豊かな味わいと健康効果で島根だけではなく全国でも愛される食材です。
ぜひ日々の食卓に取り入れて、その魅力を実感してください。