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島根観光で絶対食べたい!ご当地グルメ7選

いにしえの時代から続く歴史や文化だけでなく、豊かな自然や海の幸・山の幸に恵まれた島根。
今回は、島根観光の際に絶対食べていただきたい絶品グルメを7選ご紹介します。島根ならではの味が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。

島根で楽しむ観光とグルメ

島根には、出雲大社や松江城、宍道湖に代表される観光スポットだけでなく、ご当地ならではのグルメも多数存在します。
テレビや広告などで一度は見かけた方も多いのではないのでしょうか。もしかしたら探していた島根のグルメが見つかるかもしれません。

 

出雲そば:島根を代表するそばの魅力

割子そば
「出雲そば」は、島根を代表するそばです。通常のそば粉は殻をむいたそばの実から作りますが、出雲そばは玄そばと呼ばれる、殻のついたそばの実を使った「挽きぐるみ」という方法で作られます。
そのため、一般的なそばと比べて見た目が黒っぽいという特徴があります。殻のまま挽き込むため栄養価や香りが高く、独特の風味や食感を楽しめる点が魅力です。
また、三段に重なった赤い器に盛りつけられることが多いことも出雲そばの特徴の一つ。別名「割子そば」とも呼ばれ、一段目から順番に、そばの上からツユをかけていただきます。

出雲大社と関係の深い「出雲そば」について。近隣の老舗店もご紹介!

出雲そば バナー

 

島根和牛:贅沢な味わいが広がる極上の肉

受賞歴
「島根和牛」も島根を訪れる際にはぜひ食べてみたいご当地グルメの一つです。島根和牛とは島根で生産されている黒毛和牛のこと。深いコクと豊かな風味を感じられるきめ細かな霜降りの肉が特徴で、ひと口食べると口の中いっぱいに上質なうま味が持続します。
食感・味・脂のバランスが絶妙で、2022年には全国の銘柄牛が肉質を競う2大大会で1位に輝く快挙を成し遂げました。

島根の人気グルメ「しまね和牛」とおいしい島根和牛が食べられるお店・周辺の観光スポットをご紹介

 

出雲ぜんざい:甘くてほっこり、地元民に愛される名産

ご縁横丁
(出典:公式ウェブサイト)
島根は「ぜんざい発祥の地」としても有名です。その由来は、旧暦10月(神在月)に全国から八百万(やおろず)の神が集まることで知られる出雲大社にあります。
出雲大社では古くから、旧暦10月に「神在祭(かみありさい)」という神事が開かれていました。そして、その場で振る舞われていた「神在餅(じんざいもち)」が少しずつ変化して、「出雲ぜんざい」になったといわれているのです。
出雲ぜんざいの特徴は、大粒の豆を潰さずに入れたお汁に、紅白の白玉が入っていること。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な方でも食べやすく人気です。
出雲大社の周辺には出雲ぜんざいを食べられるお店がたくさんあるので、いろんなぜんざいを食べ比べしてみるのも旅の楽しみの一つといえるでしょう。

島根出雲の名物グルメ「ぜんざい」と発祥の地で食べるぜんざいおすすめ店をご紹介!

 

しじみ:新鮮な海の幸を堪能

しじみ汁
「しじみ」も島根を代表する食材の一つです。島根県東部に位置する「宍道湖」は海水と淡水が入り混じる汽水湖で、日本で生息するしじみの中でも特に美味とされるヤマトシジミの生育に適しています。
島根のヤマトシジミの特徴は、粒が大きく肉厚で、うま味が強いこと。また、カルシウム、鉄、ビタミンB12などの栄養素が豊富で、自然の健康食といえます。
湖に浮かべた船の上から、ジョレンと呼ばれる長いしじみ掻きを使って水底を探る漁師の姿は、宍道湖の風物詩としても有名です。毎週月・火・木・金の6時~11時頃には、伝統的な「手掻き漁法」のしじみ漁の様子を見ることができます。

 

焼きサバ:島根ならではの味わい深い魚料理

焼きサバ
「焼きサバ」は島根県雲南地方の名物料理です。
その昔、まだ冷蔵技術がない時代に、日本海でとられたサバを生で運べる限界地点が中国山地にほど近い雲南地方でした。そして、この地でサバを焼いて加工し内陸へ送っていたことが、焼きサバが雲南地方の名物になった由来であると伝えられています。
背開きにしたサバを一本丸ごと串に刺し、強い火力で素早く焼き上げてうま味を閉じ込めるのが特徴。皮はパリッと香ばしく、身はふっくらと焼けたサバは絶品です。

 

のどぐろ:贅沢な味わいが広がる高級魚

のどぐろ
島根は高級魚「のどぐろ」の産地としても有名です。国内全体の漁獲量のうち、およそ8割を島根県と山口県が占めています。
特に、のどぐろという呼び名の発祥地ともされる島根県浜田市の浜田漁港はのどぐろが多く水揚げされることで知られています。
浜田漁港ののどぐろは小目(こめ)と呼ばれるでっぷりとした体型のものが多く、他の産地でとれる大目(おおめ)ののどぐろに比べての乗りがよいといわれています。

 

松江おでん:風情ある街で味わう伝統の味

おでん
「水の都」とも呼ばれる島根の中心地・松江で古くから親しまれている郷土料理「松江おでん」。松江おでんは一つ一つの具材が大きく、地元でとれる黒田セリや春菊などの葉物が入っているのが特徴です。
葉物は煮込まず、おでんのだしにくぐらせて食べるのが一般的で、新鮮な野菜の食感や風味が良いアクセントになっています。
また、宍道湖でとれるしじみや、旬の魚を使ったつくね団子など、島根ならではの具材を楽しめる店も多く、一年を通じてさまざまなおでんを味わえます。

島根の隠れ料理、「松江おでん」とそのお店をご紹介

 

まとめ

島根観光でおすすめのご当地グルメを詳しくご紹介してきました。
長い歴史と文化を持ち、豊かな自然に囲まれた島根には、その土地ならではの食材を使った絶品グルメが数多くあります。
島根・出雲地方にご旅行をされる時には、こちらにご紹介した内容を参考に、いろいろなグルメを食べ歩きしてみてください。

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