出雲そばの魅力!島根で味わう絶品そばとお取り寄せ方法
出雲といえば、郷土料理「出雲そば」が有名ですが、出雲そばは「日本三大そば」として親しまれている蕎麦なんです。
記事では、出雲そばの魅力と、島根県で味わえる絶品出雲そばについてご紹介していきます。
ぜひ、島根旅行の際のお食事の参考にしてみてください。
出雲そばとは?
日本三大そばのひとつである「出雲そば」とは、いったいどのようなそばなのでしょうか?
出雲そばの特徴について探っていきましょう。
出雲そばは、出雲地方を代表する食文化のひとつとして古くから地元で愛されてきた名物グルメです。
通常そば粉を作る際は、殻をむいたそばの実を使用しますが、出雲そばは殻のついたそばの実(玄そば)をそのまま挽く「挽きぐるみ」製法が採用されています。
一般的にそば粉は、そばの実を石臼やローラーなどで挽いて製粉されています。
そば粉が挽き出される過程で、「一番粉」「二番粉」「三番粉」等と呼ばれる種類に分けられます。
乾燥させたそばの実(玄そば)の外皮を脱皮して石臼またはローラー等で挽きます。
これら一番粉、二番粉、三番粉を取り分けない「全層粉」のことを「挽きぐるみ」と呼びます。
この「挽きぐるみ」では、そばの実を殻ごと挽くため、通常より色が濃く、風味と食感が良くなるのが特徴とされています。
また見た目だけでなく、栄養価が高く、香り高いことが特徴で、そば本来の風味を楽しむことが出来ます。
出雲そばの栄養価
出雲そばは美味しいだけでなく栄養価が高く、健康にとても良い食べ物です。
出雲そばで使われている挽きぐるみのそば粉は、ビタミンB1やビタミンB2が多く含まれています。
「ビタミンB1」は、疲労回復を促し、精神的なイライラも鎮めてくれる効果があるといわれています。
また、食欲不振の緩和にも役立つので、食欲が出ないときの食事にもぴったり。
そばの薬味に入れるネギと一緒に食べると、ネギに含まれるアリル化合物がビタミンB1の吸収を促進してくれます。
また出雲そばに多く含まれている「ビタミンB2」は、細胞のエネルギー生成や、免疫機能の維持に必要なビタミンであり、美肌効果もあると言われています。
出雲そばの健康効果
出雲そばを食べることで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ポリフェノールの一種である「ルチン」という栄養素が、そば粉には多く含まれています。
ルチンには、血液のスムーズな流れを促し、毛細血管を丈夫にする効果があり、生活習慣病の予防としても高い効果を発揮すると言われています。
また、そばはダイエットをしている方にもおすすめの食品です。
そばにはダイエットにおいて重要なタンパク質が多く含まれています。
それだけではなく、糖の身体への吸収スピードを示すGI値が低いため(低GI)、血糖値が上がりにくく、太りにくい性質をもっているためです。
美味しく、無理なくダイエットの手助けをしてくれる効果もあるんですね。
出雲そばの食べ方
出雲そばの食べ方として有名なのが「割子そば」と「釜揚げそば」の2つ。
それぞれの特徴や食べ方についてご紹介します。
割子そば
「割子(わりご)そば」は、割子と呼ばれる丸い器にそばを盛り、薬味とそばつゆを直接注いで食べる冷たいそばのことを指します。
出雲そばというと、三段の丸い器に乗った割子そばを思い浮かべる方も多いかもしれません。
割子そばの起源は江戸時代に遡ります。
当時、松江の城下町では、屋外でそばを食べるために四角い重箱にそばを入れて持ち運んでいました。
出雲・松江地方では、重箱のことを「割子(わりご)」と呼んでおり、それがいまの割子そばの始まりと言われています。
しかし四角形だと隅が洗いにくく、不衛生であるとの理由から、次第に今のような円形の漆器に変わっていきました。
割子そばの正しい食べ方をチェックして、美味しくいただきましょう。
【割子そばの正しい食べ方】
1.3段重ねたまま1段目の蕎麦の上に薬味を散らす
2.上からツユをかけて1段目を食べる
3.食べ終えたら残ったツユを2段目にかけ、空になった器は一番下に重ねる。
2段目に薬味を散らし、ツユを追加して食べる3段目も同様にして食べる。
4.そしてそばと一緒についてくる栄養たっぷりの「そば湯」をお好みでそばつゆを入れて食べる。
釜揚げそば
「釜揚げそば」は、茹でたそばを洗わず茹で湯(そば湯)とともに器に盛り、薬味とつゆを加え味わう温かいそばです。
つゆは割子そばと同じものを使用し、直接かけて食べます。
とろっとしたそば湯が入ることでそばが冷めるのがゆっくりになるだけでなく、そば本来の風味をより強く感じることができる食べ方になっています。
栄養価の高いそば湯ごと一緒に食べることが出来るので、美味しくて身体にも良いのは嬉しいですね。
ご家庭で楽しめる出雲そば
出雲そばを自宅で楽しむ食べ方としては、釜あげそばか割子そばで食べるのがおすすめです
が、出雲で購入した出雲そばを使ってアレンジして楽しむのも良いでしょう。
夏はつるっと乾麺でざるそば
夏にはつるっとざるそばが食べたくなりますよね。
乾麺であれば、いつでも常備しておくことができるので毎日気軽に家庭でも美味しいお蕎麦を楽しむことが出来ます。
つるっと食感の冷たい蕎麦は、夏の暑さで食欲が出ないときにもおすすめです。
キンキンに冷やしたつゆで食べるざるそばは、喉ごしが良く体を冷やす効果も期待でき、熱中症や夏バテの対策にも良いでしょう。
水分を多く含むキュウリやナス、トマトなどの夏野菜をトッピングすれば、身体を冷やせるだけでなく栄養や水分補給もできますよ。
冬は暖かいかけそば
冬は温かいかけそばで、身体を温めるのはいかがでしょうか。
かけそばは、つゆの中に蕎麦を入れた温かいお蕎麦です。
茹でたそばを一度水で洗い、しめてからまた釜で温め、かけそば用のだし汁と一緒に器に盛る食べ方で、最後までそばが柔らかくなりにくいのが特徴です。
一度水でしめたそばはぬめりがなく、つるっと食べやすいそばとなります。
温かいお蕎麦ならば、栄養いっぱいのそば湯にそばを入れて一緒に堪能できる出雲そばならではの食べ方「釜揚げそば」もおすすめですよ。
出雲そばを取り寄せるなら本田屋!
出雲そばをお取り寄せするなら、島根県雲南市で出雲そばを製造している本田屋の商品がおすすめです!
生蕎麦や乾麺、レンジで簡単に調理できる出雲そばなど豊富な種類があり、素材本来の味を引き出し、安心安全に出雲そばを食べることができます。
初回限定のおためしセットもあり、生蕎麦、乾麺両方を楽しむことが出来るのでおすすめです。
乾麺そばも、商品次第ではそば本来の香りを十分にたのしめ、最後のそば湯も堪能できます。
「挽きぐるみ製法」にて自家製粉したそば粉は翌日には製麺され、まさに「挽きたて」「打ちたて」を可能にしました。
常温保存最長1年までの品質を保証し、袋開けた瞬間からそばの香りを感じられ、最初から最後までそばの美味しさを楽しめます。
また、自宅用だけでなく、島根県の名産品こだわりのギフトは大切な方へのお祝いやお中元、お暮等の贈答用としてもおすすめです。
お取り寄せは、こちらをチェック!!
まとめ
出雲地方を代表する食文化のひとつとして古くから地元で愛されてきた名物グルメ「出雲そば」
記事では、出雲そばの栄養価や健康効果からおすすめの食べ方、絶品そばのお店など、出雲そばの魅力について詳しくご紹介しました。
おいしいだけでなく栄養がたっぷり含まれた蕎麦は、日本を代表する健康食材ともいえるのではないでしょうか。
挽きぐるみの粉を使い、そば本来の風味を味わえる出雲そばは、栄養価が高く、香り高いことが特徴で、そば本来の風味をしっかりと楽しむことが出来ます。
島根県に旅行にいかれた際は、お店によって異なる出雲そばでお気に入りを見つけてみるのも良いでしょう。
こちらにご紹介した内容を参考に、ぜひ出雲そばの魅力を堪能してみてください。