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島根観光で願う縁結び!おすすめパワースポット3選

島根には「出雲大社」をはじめとして、「美保神社」「八重垣神社」など縁結びの御利益があるとされるパワースポットがたくさんあります。
神々が集うとされる島根の地で良縁を祈りつつ、その魅力を満喫しましょう。

島根の縁結びスポット:神々が集う出雲大社

まずは、島根のみならず日本最強の縁結びスポットとされる「出雲大社」をご紹介します。

出雲大社の縁結びの歴史と伝説

神楽殿
縁結びの神や福の神として知られる「出雲大社」は、日本最古の歴史書「古事記」にも創建の由縁が記されている、全国有数の古社です。
主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、古事記に記された国譲り神話によれば、大国主大神が天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲った際に造営された宮殿が、出雲大社の始まりとされています。
現在の本殿は延享(えんきょう)元年(1744年)に造られたもので、大社造りと呼ばれる日本最古の建築様式が用いられています。現存する本殿の高さは約24mですが、社伝によると、太古の時代には約96mもの高さがあったとされています。
境内には、大国主大神と須勢理毘売神(すせりひめかみ)が出雲大社に祀られた由縁を記す「縁結びの碑」があります。
二柱の神がさまざまな試練を克服して結ばれたという言い伝えから、出雲大社は縁結びの聖地として知られるようになりました。

 

出雲大社での縁結びの参拝方法

出雲大社
出雲大社の参拝は、神門通り入口に立つ「一の鳥居」をくぐるところからはじまります。
御本殿までには4つの鳥居があります。それぞれの鳥居をくぐる際には一礼をしてから通るようにしましょう。
また、参道の中央は神様の通り道ともいわれるので、真ん中ではなく左右どちらかに寄ってくぐるのがマナーとされています。
一の鳥居から順番に進み、「四の鳥居」をくぐると正面に拝殿があります。拝殿にお参りしてから後方にまわると、いよいよ御本殿の大屋根が見えてきます。
御本殿の前には「八足門」と呼ばれる門があり、通常はこの八足門から参拝をします。なお、正月五カ日だけは、御本殿と八足門の間にある「楼門」の前まで入ることが可能です。
そして、縁結びのご利益を授かるために忘れてはならないのが、御本殿の真裏に位置する「素鵞社(そがのやしろ)」の存在です。
素鵞社は、大国主大神の親神であり、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことで有名な須佐之男命(すさのおのみこと)を祀る神社。
社の床下に置かれた木箱には素鵞社で清められた御砂が入っており、「国譲り」の伝説が残る稲佐の浜でとってきた砂をお供えし、それよりも少量の御砂を箱から持ち帰ることで、ご利益を得られるとされています。
また、素鵞社の背後には、出雲大社の背後にそびえる八雲山の岩がせりだしていて、聖なる山に触れることができるパワースポットとして人気です。
素鵞社

 

出雲大社のご利益を授かる参拝方法とは:神々の道を歩く参拝者へ

 

神社周辺の見どころとアクセス

古代出雲歴史博物館
出雲大社周辺には、さまざまな観光スポットがあります。その中でもおすすめなのが、出雲大社のすぐ側にある「島根県立古代出雲歴史博物館」です。
島根県立古代出雲歴史博物館では、出雲大社だけでなく、島根県の歴史や文化を幅広く紹介しています。
特に注目すべきは、出雲市の荒神谷(こうじんだに)遺跡から発掘された358本もの銅剣や、雲南市の加茂岩倉遺跡から発掘され、全国最多を記録した39個の銅鐸の、復元模型の展示です。
金色に輝く剣がずらりと居並ぶさまは、いにしえの時代へのロマンをかきたててくれます。
また、古代の高層神殿を想起させる出雲大社本殿の巨大な宇豆柱(うづばしら)や、10分の1スケールの巨大模型なども見ることができます。
館内にはカフェやミュージアムショップも併設されており、出雲大社とともにぜひ訪れたいスポットです。

 

夫婦円満と縁結びのパワースポット美保神社

次は、夫婦円満と縁結びのご利益があるパワースポット「美保神社」についてご紹介します。

「えびす様」の総本山・美保神社

美保神社
「美保神社」は、全国に3,000以上ある「えびす様」の総本宮として知られる古大社です。
ここには、えびす様の名で親しまれる事代主神(ことしろぬしのかみ)と、その母神である三穂津姫命(みほつひめのみこと)の二柱が御祭神として祀られています。
国の有形文化財である本殿は、文化10年(1813年)に建てられたもので、海上安全、大漁満足、五穀豊穣、商売繁盛の守り神として古くから信仰を集めています。
また、歌舞音曲(音楽)の神様としても知られ、日本最古のオルゴールやアコーディオン、島原の乱で使われたと伝わる戦太鼓など、846点もの奉納鳴物を収蔵していることでも有名です。

 

伝統と歴史に基づく縁結びのパワー

神社のしめ縄
美保神社の御祭神である事代主神(えびす様)と、出雲大社の御祭神である大国主神(だいこく様)は、出雲神話の「国譲り」を共に成し遂げた親子神であり、事代主神の母神である三穂津姫命は大国主神の妻です。
そのため、出雲大社と美保神社の二社を訪れる「両参り」をすることで、縁結びのパワーが強まり、より良い縁に恵まれると伝えられています。
両参りの際には、父神である大国主神を祀る出雲大社から先に参拝するのがよいと言われています。
また、同じ日に参拝しなければならないという決まりはないため、時間に余裕がない場合は日を改めても問題ありません。

 

神社周辺の見どころとアクセス

美保関灯台
美保神社の周辺でおすすめの見どころといえば、車で5分ほどの場所にある「美保関灯台」です。
明治31年(1898年)に初めて明かりがともされた山陰最古の灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
灯台の高さは14m。水面からの高さは83mにも達し、天気の良い日は美保湾の向こうに大山(だいせん)や隠岐(おき)の島などを望むことができます。
また、灯台に隣接した旧事務所や宿舎は、現在は「美保関灯台ビュッフェ」というカフェレストランに改装されており、日本海を眺めながら食事を楽しめます。
さらに灯台付近は釣り場としても人気があり、釣りを楽しむ人が今も多くいます。

 

八重垣神社 – 縁結び鏡池の魅力

最後は、森の中にある神秘的な池で「縁占い」ができる「八重垣神社」ご紹介します。

八重垣神社の見どころ

鏡の池
「八重垣神社」は、いにしえの時代に八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したと伝えられる須佐之男命(すさのおのみこと)と、その妻である稲田姫命(いなたひめのみこと)を御祭神として祀る神社です。
境内には、夫婦の契りの象徴として神聖視されている「連理玉椿(夫婦椿)」や、日本最初の和歌が刻まれた歌碑など、さまざまな見どころがあります。
また、収蔵庫に収められている壁画は日本最古の神社壁画とされ、その中でも稲田姫命を描いたとされる壁画は特に保存状態が良く、美しい肌と髪、鮮やかな紅の唇などが、数百年を経た今も鮮やかに残されています。

鏡池での縁結び体験

占い
八重垣神社を縁結びのパワースポットとして有名にしているのが、奥の院・佐久佐女の森にある「鏡池」です。この池では「縁占い」をすることができます。
占いの方法は簡単。神札授与所で売られている占い用紙を池に浮かべ、十円玉もしくは百円玉を用紙の上にそっと乗せます。
硬貨が早く沈めば縁が早く、遅く沈めば縁が遅く、近くで沈めば身近な人と、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。

縁結びのお守りとお札

神札授与所で販売されている縁結びのお守りとお札も人気の縁結びグッズです。オーソドックスなデザインの「縁結御守」のほかに、「えんむすび貝守」「縁むすび糸守」などさまざまなデザインのものが用意されています。
また縁結開運、家内安全、商売繁盛、安産授児の木札や、玉串、本社札などもあるので、成就させたい願いがある方は手に入れてみてはいかがでしょうか。

島根旅行!縁結びの聖地巡り

 

神社周辺の見どころとアクセス

玉作湯神社
八重垣神社から車で15分ほどの場所にある「玉作湯(たまつくりゆ)神社」も、人気のパワースポットです。
「神の湯」「美肌の湯」として知られる玉造温泉の奥に鎮座する玉作湯神社は、櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三柱を御祭神として祀る神社。
境内にある「真玉(まだま)」は「願い石」とも呼ばれており、触れて祈ると願いがかなうとされています。
また、神社前の清流(玉湯川)に架かる赤い欄干の宮橋も、SNS映えするフォトスポットとして人気です。

島根で美肌をGET!玉造温泉と周辺のおすすめ観光スポットをご紹介!

 

まとめ

島根の縁結びパワースポットについて、詳しくご紹介してきました。
いにしえの時代より数々の神話が残る島根には、神秘のパワーにあふれた場所が数多く存在します。
こちらにご紹介した内容を参考に、島根に訪れる際には、ぜひ縁結びパワースポットを訪れて良縁祈願をしてみてください。

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