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歴史と文化を感じる松江城!松江城のみどころと周辺の観光スポットをご紹介!

島根県松江市にある人気の観光スポット「松江城」。
松江といえば、まずは松江城を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
国宝に指定されている松江城は、日本にあるお城の中でも全国に12城しかない現存天守のひとつで、400年以上前から壊れることなく当時のままの姿を残す貴重なお城であり、全国から観光客が訪れる有名な観光スポットです。
歴史のある松江城を訪れる際に押さえておきたい見どころや、松江城に行ったなら訪れておきたい周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。
これから松江城に観光に行く方はぜひ参考にしてみてくださいね。

お城の威厳と絶景に感動!国宝「松江城」

松江城は63年ぶりに天守として国宝に指定されたことで話題を集め、松江の歴史や文化を感じられる人気の観光スポットとなっています。
せっかく松江城に行くなら、観光する前に歴史やみどころについてチェックしていきましょう。

国宝「松江城」とは?

松江城
松江のシンボルともいえる国宝「松江城」は、天守に千鳥が羽を広げたような珍しい形の破風が用いられ、別名「千鳥城」とも呼ばれています。
江戸時代の慶長16年に完成した松江城天守は、彦根城、姫路城と並び、近世城郭最盛期を代表する天守として2015年7月に国宝に指定されました。
天守全体を眺めると、外観は4重、内部は5階地下1階付きの構造になっています。
松江城の高さは石垣を含め約30ⅿと姫路城、松本城に次いで3番目の高さ、天守の総面積は姫路城に次いで2番目の大きさです。
見た目の派手さはないものの、落ち着いた佇まいで歴史情緒が感じられるお城ですね。
また、天守は国宝、城跡は史跡に指定されており、日本さくら名所100選にも選ばれている見どころ満載の観光スポットになっています。

「松江城」の歴史をさかのぼる

松江城歴史
松江城の歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。
関ヶ原合戦において功績のあった堀尾吉晴・忠氏は、出雲・隠岐両国の松江藩の藩主となりました。
堀尾吉晴は、当時戦国時代を通して出雲で中心的なお城であった月山富田城(がっさんとたじょう)に入りましたが、交通の便が悪く、大きな城下町をつくれない不便さから新たなお城を作ることに、それが松江城だったといわれています。
明治時代の廃城令により多くのお城が取り壊されましたが、松江藩の元藩主や地元の有志により松江城天守は解体の危機から逃れました。
1611年(慶長16年)に築かれた松江城は、以来400年以上にわたって壊れることなく当時のまま現代に姿を残す特別な存在となっています。
江戸時代のままの姿を見られる松江城は貴重なお城なんですね。

「松江城」のみどころをチェック!

国宝指定の決定打になった祈祷札

祈祷札
出典:松江城公式ホームページ(https://www.matsue-castle.jp/highlight/inside
地階に展示されている祈祷札の展示は、国宝への指定を前進させる決定打となったといわれておりぜひチェックしておきたいポイント。
慶長16年(完成した年)と書かれた札が松江神社で発見され、天守地階の跡とぴったり合ったことから、この祈祷札のおかげで天守の完成年代が特定されたといわれています。
松江城の歴史を語る上でなくてはならない貴重なものなので、ぜひチェックしておきましょう。

最上階からの眺めは絶景

松江城最上階
「天狗の間」と呼ばれる天守最上階には壁のない望楼が広がっており、360度の大パノラマで松江の町並みを一望することができます。
天気の良い日には美しい宍道湖まで見渡すことができ、松江の絶景を心ゆくまで堪能できるのでおすすめですよ。

松江城 基本情報

◆住所〒690-0887
島根県松江市殿町1−5
◆営業時間・天守入場時間
4月1日~9月30日 8時30分~18時30分(受付終了18時)
10月1日~3月31日 8時30分~17時(受付終了16時30分)
◆料金大人 680円
小人(小・中学生) 290円
◆交通アクセスJR松江駅から市営バスぐるっと松江レイクラインで約10分、松江城(大手前)下車徒歩約10分
◆お問い合わせTEL:0852-21-4030

◆公式ウェブサイト
https://www.matsue-castle.jp/

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松江城周辺のおすすめ観光スポット

松江城の周辺は松江城が栄えた当時の雰囲気を感じられるような城下町が広がっており、のんびりと観光するのにおすすめ。
市内に堀川が流れることから「水の都」とも呼ばれる松江市は、風情ある城下町らしい雰囲気が楽しめることで人気を集めている観光地です。
松江城周辺には、松江の歴史や文化を感じられるような魅力的な観光スポットがたくさんあり、歩いて散策しながら観光することができるのでアクセスも便利。
松江城を訪れる際、ぜひ一緒に訪れたい周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。

松江のまちを船でのんびり「ぐるっと松江堀川めぐり」

堀川めぐり
国宝松江城とそのたもとを囲うように造られたお堀。
徒歩で、車で、バスで、色んな巡り方がありますが、おすすめは屋根付きの小さな舟でゆったり松江城周辺を巡る遊覧船「堀川遊覧船」。
車から降りてゆったりと巡る船旅は、きっと思い出に残ること間違いなし。
迫力のある水堀を近くで体験することができるだけでなく、低い橋の下を通るときには屋根がグッと下がり、まるでアトラクションのようなドキドキ感も楽しめます。
遊覧船お堀
船を操縦しながら松江のまちを案内してくれる船頭さんは、歴史に自然、グルメなど得意分野は十人十色。
夏は風鈴の音色が涼やかな「風鈴船」、秋は「松江水燈路」の時期に合わせたライトアップが楽しめる「夜間運航」、冬季は冬の風物詩「こたつ船」など行く時期によって一風変わった体験ができるのもおすすめのポイント!
船に揺られながらゆったりと眺める松江城周辺の城下町の雰囲気は格別ですよ。
◆乗船場所
・松江堀川ふれあい広場(黒田町)
ぐるっと松江堀川めぐり(松江堀川遊覧船)

・大手前広場
堀川遊覧船受付

◆一日乗船券料金
大人(中学生以上) 1,500円
小人(小学生) 800円
※幼児(小学生未満)は大人1名につき1名無料
◆公式ウェブサイト
https://www.matsue-horikawameguri.jp/

レトロな雰囲気で写真映え必須な「興雲閣」

興雲閣
文明開化の雰囲気が漂う白亜の洋館「興雲閣(こううんかく)」は、島根県指定有形文化財に指定されている歴史のある建物です。
松江城の城山公園内にあるので、松江城を観光したあとの散策に便利。
島根県内に残る数少ない明治建築で、レトロな雰囲気が楽しめる美しい洋館は松江の映えスポットとしても有名になっています。
喫茶店イメージ
松江城でのお城歩きに疲れたら、興雲閣の施設内1階にある人気のカフェ「亀山田喫茶室」でほっと一息つくのがおすすめ。
趣あふれる素敵な洋館の中でいただけるスイーツやオリジナルブレンドの珈琲は絶品。
心ときめくようなレトロな雰囲気の中でのブレイクタイムは、明治時代にタイムスリップしたような気分になれますよ。

◆住所 〒690-0887
島根県松江市殿町1−59松江城山公園内
◆開館時間4月1日~9月30日 8時30分~18時30分(最終入館時刻18時15分)
10月1日~3月31日 8時30分~17時00分(最終入館16時45分)
休館日なし(年中無休)
◆料金※2階大広間は有料で貸切使用可
 詳細は興雲閣にお問い合わせ要
◆お問い合わせTEL: 0852-61-2100

当時の雰囲気を感じながらの街歩きが楽しい「塩見縄手」

塩見縄手
かつて松江藩藩主の屋敷が並んでいたエリアで城下町の面影を色濃く感じることができる「塩見縄手(しおみなわて)」は松江市伝統美観地区にも指定されている通り。
松江城の内堀に沿って、松江藩の武家屋敷や小泉八雲(こいずみやくも)の記念館などが立ち並ぶ、松江の歴史を感じるスポットが満載の塩見縄手。
武家屋敷
風情がある城下町の雰囲気や、江戸時代の空気感をそのままに感じられるような撮影スポットとしても人気の観光地なので、松江城観光の際にはぜひゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか?

◆住所松江市北堀町
◆交通アクセスJR松江駅からバスで約15分 小泉八雲記念館前下車
◆お問い合わせ松江市観光部 観光振興課 TEL:0852-55-5214

島根・出雲観光なら行っておきたい観光スポット5選!おすすめポイントをご紹介!

今回は、松江城とその周辺のおすすめ観光スポットについてご紹介させていただきました。
松江城は国宝や史跡に指定されているだけあり、周辺にもみどころがたくさんある素敵な観光スポットになっています。
歴史やお城が好きな方にはもちろん、ふらっと立ち寄っても楽しめる松江城。
車で少し足をのばせば美肌の湯として有名な「玉造温泉」や、縁結びの最強パワースポットといわれる「出雲大社」までも程近く、一緒に観光することもできますよ。
島根県観光におすすめの松江城と歴史や文化を感じられる松江城周辺の観光地へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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