【出雲湯村温泉】雲南の秘湯で癒しを味わいに
ここでは、出雲湯村温泉の基本情報や、周辺の観光スポットなどを詳しくご紹介します。
雲南市を訪れる際には、ぜひ参考にしてみてください。
出雲国風土記にも記されている山あいの秘湯
「出雲湯村温泉」は、完本として現存する唯一の風土記「出雲国風土記」にも「漆仁(しつに)の川辺の薬湯」として記されている、歴史ある温泉地です。
ヤマタノオロチ伝説が残る斐伊川の中流に位置し、大自然に囲まれた山あいの秘湯として、地元の人々はもちろんのこと全国の温泉愛好家からも親しまれています。
泉質は「一たび湯浴みすればすなわち身体和らぎ、再びすすげばすなわち万病消える」と残されているとおり、神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・皮膚病・やけど・あせも・冷え性・疲労回復などに幅広い効能があるアルカリ性単純温泉です。
周囲には、日帰り湯をはじめとして宿泊や足湯が楽しめる施設も複数あり、日ごろの疲れをゆっくりと癒すことができます。
出雲湯村温泉 基本情報
◆住所 | 島根県雲南市木次町湯村 |
---|---|
◆交通アクセス | JR木次線木次駅からタクシーで約20分 松江道三刀屋木次ICより車で15分 |
◆駐車場 | 10台 |
◆お問い合わせ先 | JR「木次駅」から車で約15分 |
出雲湯村温泉で人気の施設を紹介
出雲湯村温泉には、良質な温泉を楽しめるさまざまな施設があります。ここでは、出雲湯村温泉で人気の施設をご紹介したいと思います。
出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯 | ひなびた風情が魅力の温泉
1300年の歴史を持つ出雲湯村温泉の元湯を楽しめる公衆浴場です。
木造で古瓦を使った趣のある建物が特徴で、斐伊川の流れを眺めながら、100%源泉かけ流しの贅沢なお湯を満喫することができます。
併設の売店では、地元・木次乳業のレトロ感あふれる瓶詰牛乳を始めとして、しょうゆ、みそなどを使用した商品が売られています。
お風呂上りに冷えたコーヒー牛乳を飲みながらひと休みするのもおすすめです。
出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯 基本情報
◆住所 | 〒690-2314 島根県雲南市吉田町川手161-4 |
---|---|
◆営業時間 | 10:00~21:30(最終受付21:00) |
◆定休日 | 年中無休 |
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約15分 |
◆駐車場 | 有 10台 |
◆お問い合わせ先 | (一社)雲南市観光協会 TEL:0854-42-9770 |
国民宿舎 清嵐荘 | 美肌の湯が楽しめる人気の宿
2019年11月にグランドオープンした人気の国民宿舎です。
テントサウナや地元食材を使ったBBQ、ポタリングなどを楽しめる「トトノウ清嵐荘 美肌コンテンツ」や、美肌をテーマにした食事、エステ、朝ヨガ、自然散策などを満喫できるプランが人気を集めています。
和室・洋室・和洋室の3種類の客室を完備。
さらに、42畳の広さを持つ大広間や、会議室、多目的室、レストラン、売店、コインランドリーなどを備えており、個人旅行はもちろんのこと、さまざまな目的での利用が可能です。
清嵐荘 基本情報
◆住所 | 〒690-2314 雲南市吉田町川手161-4 |
---|---|
◆営業時間 | 11:30~20:00 |
◆定休日 | 年中無休(年に2~3回不定期で休みがある。) |
◆料金 | ・宿泊料金大人(1泊2食付)9,350~ ・日帰り入浴料金 大人550円、小学生270円、幼児(4才以上)160円 |
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約15分 |
◆駐車場 | 有 約70台 無料 |
◆お問い合わせ先 | 清嵐荘 TEL:0854-75-0031 公式サイト:https://www.seiranso.jp/ |
湯村温泉 湯乃上館 | 古き良き温泉宿を堪能
昔ながらの「田舎屋敷」の風情を満喫できる温泉宿です。木造二階建ての建物には、古き良き時代の郷愁が色濃く漂い、タイムトリップをしたかのような気分を味わうことができます。
館内には3つの溜め升に常時源泉がそそがれる「温泉共同浴場」と、家族連れにも人気の「貸切露天風呂」が設けられており、斐伊川のせせらぎを聞きながら温泉を楽しめます。
また、山海の幸を使った手作り料理も魅力。中でも、7月1日~11月下旬まで解禁となる鮎や、12月上旬から脂が乗ってくる野鴨を使った料理が人気です。
湯乃上館 基本情報
◆住所 | 〒699-1343 雲南市木次町湯1336 |
---|---|
◆営業時間 | 10:00~21:30(最終受付21:00) |
◆定休日 | 年中無休 |
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約15分 |
◆駐車場 | 有 無料 20台 |
◆お問い合わせ先 | 湯乃上館 TEL:0854-48-0513 |
泊まれるレストラン tsukaru | 1日1組限定のレストラン兼宿泊施設
1日1組限定、1棟貸切のオーベルジュです。古民家をリノベーションした建物には、「古さ」と「新しさ」がバランス良く混在し、老若男女を問わず快適なステイを楽しめます。また、宿泊者は近くの日帰り温泉を無料で利用することが可能です。
地元の食材をふんだんに使用した料理はどれも絶品。新鮮な食材を使用したコース料理を楽しむことができます。なお、宿泊だけでなくランチやディナーのみの利用も可能です。
店舗の2階に約10畳の和室と約20畳の洋室が設けられており、10人まで宿泊することが可能。周囲に広がる山々の緑に抱かれながら、非日常な時間を過ごすことができます。
泊まれるレストラン tsukaru 基本情報
◆住所 | 〒699-1343 島根県雲南市木次町湯村1318-1 |
---|---|
◆営業時間 | チェックイン16:00、チェックアウト10:00 |
◆定休日 | 不定休(要問合せ) |
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約15分 |
◆駐車場 | 有 4台 |
◆お問い合わせ先 | TEL:070-8346-5428 |
出雲湯村温泉の口コミ情報
出雲湯村温泉を訪れた人たちの口コミ情報を紹介します。
口コミ①
訪れた場所:出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯
川の畔にありました。とても雰囲気のある共同浴場ですね。
湯温42℃と記載がありましたが、来訪時は体感で約37ぐらい?内湯、露天風呂共に、ぬるめのさっぱりとしたお湯で、長く浸かっていられそうです。
特徴的で面白いのは洗い場。カランは2か所ぐらいしかなく、後は湯溜めがあってそちらから桶ですくい取って使うというもの。建物とともに良い雰囲気を演出しています。あ、共同浴場ですのでケミカル類は有りません、各自持参になります。
引用元:https://goo.gl/maps/CAiCHyNx9kjqM1Yd9
口コミ②
訪れた場所:国民宿舎 清嵐荘
新しい施設です。お部屋も広く、とても綺麗です。
家族風呂も有るしアルカリ単純泉だけど、やわらかい良いお湯です。
スタッフの方々も、とても親切丁寧で、お世話になりました。
本当にありがとう御座いました。
引用元: https://goo.gl/maps/sgpAQLmGZ9RXKzUq7
口コミ③
訪れた場所:湯村温泉 湯乃上館
食事、温泉、サービスともすべて深く満足です。他の宿泊客がいなかったので、音を気にすることもなかったのですが、部屋との仕切りは襖なので他にいらっしゃったら気になったかもしれません。
囲炉裏端の夕飯は、炭火と食材の美味しさがひときわ素晴らしく、店主の方のお話も楽しかったです。女将さんの気遣いも気さくでとても良かった。目の前の温泉も、とても気持ちよく、夜空の星とホタルを楽しみました。また行きたいお宿です。
ホームページがわかりにくいですが、浴衣と歯ブラシ、リンスインシャンプーがあります。石鹸は温泉内においてあります。
引用元: https://goo.gl/maps/yyYwEzA8nYvAwkAWA
口コミ④
訪れた場所:泊まれるレストラン tsukaru
3歳の子どもを連れて家族3人で2泊。ご飯も宿の使い方も自由度が高く、すごく過ごしやすかったです。歩いて30秒のところに家族風呂もあり、ゆったり過ごせました!
旅行というより実家に帰ってきたような。毎年来たいです。
引用元: https://goo.gl/maps/BLeZn4PSCdcaxm1H6
出雲湯村温泉 周辺観光情報
「出雲湯村温泉」の周辺には、さまざまな観光スポットがあります。ここでは、その中でも特におすすめのスポットを3つご紹介します。
光明寺
大竹山の中腹に位置する「光明寺」は、奈良時代から平安時代に創建された出雲三十三観音霊場第七番札所の古刹です。春には桜、秋には紅葉の名所としても知られ、一年を通じて多くの参拝者や行楽客が訪れます。
1000年以上前に鋳造(ちゅうぞう)され、明慶元年(1942年)に光明寺に懸けられたと伝えられる「朝鮮鐘」は、国の重要文化財に指定された寺宝です。また、境内の観音堂には県下最大といわれる十一面観音像が安置されており、人々の信仰を集め続けています。
◆住所 | 〒699-1123 雲南市加茂町大竹292 |
---|---|
◆交通アクセス | JR木次線加茂中駅から車15分 |
◆お問い合わせ先 | 光明寺 TEL:0854-49-6565 |
龍頭が滝
「龍頭が滝」は、「日本の滝百選」にも選ばれた中国地方随一の名瀑です。約40mの落差がある大迫力の雄滝と、複数の流れで構成された約30mの雌滝から成り、それぞれに異なる魅力を感じることができます。
滝に続く渓流沿いには樹齢400年以上の杉木立があり、マイナスイオンたっぷりのパワースポットとしても人気です。また、雄滝の裏には100畳ほどの洞窟があり、滝を裏側から眺めることができるため、別名「裏見の滝」とも呼ばれています。
毎年8月には「龍頭が滝祭り」が催され、滝踊りや屋台を楽しむ人々でにぎわいます。
◆住所 | 〒690-2705 島根県雲南市掛合町松笠 |
---|---|
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約30分 松江自動車道吉田掛合ICから車で約20分 |
◆駐車場 | 有(滝の上の駐車場:大型バス 滝の下駐車場:普通車36台、身障者用2台、マイクロバス3台) |
道の駅 たたらば壱番地
「道の駅 たたらば壱番地」は、松江自動車道雲南吉田ICの近くにある道の駅です。自動車道からはICを出ることなくアクセスすることが可能で、無料区間のため一般道からの出入りも自由です。
館内の売店では雲南市の特産品や農産物を購入することができます。また、平地飼い卵や卵スイーツを販売する「たなべ森の鶏舎」、「100時間カレー」と「八天堂」がコラボした「100時間カレーパン」、さつまいもの専門店「おさつ家」など、絶品グルメが楽しめる専門店も人気です。
さらに、地元産そば粉を使用した出雲十割蕎麦が味わえるレストランも併設されており、充実の内容となっています。
◆住所 | 〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田4378-31 |
---|---|
◆営業時間 | 9:00~20:00(冬季は変更あり) |
◆定休日 | 年中無休 |
◆交通アクセス | JR「木次駅」から車で約20分 |
◆駐車場 | 有 |
◆お問い合わせ先 | TEL:0854-74-0018 |
まとめ
「出雲湯村温泉」の基本情報や口コミ情報、周辺の観光情報などを詳しくご紹介してきました。1300年もの昔から薬湯として親しまれ、秘湯の風情を存分に味わえる出雲湯村温泉は、島根県を訪れる際にぜひ立ち寄りたいスポットです。島根・出雲地方へのご旅行をご検討中の方や奥出雲に興味のある方は、こちらにご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。